スピッツ( SPITZ ) 渚歌詞
1.渚

作詞:草野正宗
作曲:草野正宗

ささやく冗談でいつも つながりを信じていた
砂漠が遠く見えそうな時も
ぼやけた六等星だけど 思い込みの恋に落ちた
初めてプライドの柵を越えて

風のような歌 届けたいよ
野生の残り火抱いて 素足で走れば

柔らかい日々が波の音に染まる 幻よ 醒めないで

ねじ曲げた思い出も 捨てられず生きてきた
ギリギリ妄想だけで 君と

水になって ずっと流れるよ
行きついたその場所が 最期だとしても

柔らかい日々が波の音に染まる 幻よ 醒めないで
渚は二人の夢を混ぜ合わせる 揺れながら輝いて

輝いて… 輝いて…

柔らかい日々が波の音に染まる 幻よ 醒めないで
渚は二人の夢を混ぜ合わせる 揺れながら輝いて


2.旅人

作詞:草野正宗
作曲:草野正宗

旅人になるなら今なんだ
冷たい夕陽に照らされて のびる影

やっぱりダメだよ 目を覚ましてもあの瞳
まっ赤なクレパス 塗りつぶしてく 無理矢理に
君を抱きしめて 鼻スリ合わせた
稲妻の季節甘いランデブー

バッサリ切られて なんでそーなの 俺だけが
頭ハジけて 雲のベッドでフテ寝して
意地悪に賭けた ありあまる魂
飛び過ぎた後の 若いカンガルー

旅人になるなら今なんだ
いかつい勇気が粉々になる前に
ありがちな覚悟は嘘だった
冷たい夕陽に照らされて のびる影

ぐったり疲れた だからどうしたこのままじゃ
ひっそり死ぬまで 空を食ってくだけの道
ハリボテの中を のぞき見た時に
いらだちのテコが 全てを変える

旅人になるなら今なんだ
いかつい勇気が粉々になる前に
ありがちな覚悟は嘘だった
冷たい夕陽に照らされて のびる影